事務長会長あいさつ
愛媛県公立小中学校事務長会
会 長 若下 仁三夫
(宇和島市立城北中学校)
今年度より会長を仰せつかりました「宇和島市立城北中学校 若下仁三夫」です。よろしくお願いいたします。皆様には日頃より本会の運営並びに活動に対しまして、格別の御支援と御協力を賜り感謝申し上げます。
さて、昭和56年1月に愛媛県教育委員会教育長名で「公立小学校及び中学校の事務職員の職務内容基準」が通知された翌年の昭和57年4月、愛媛県で管理職事務長が初めて発令されました。そこから昭和62年4月に11名の事務長により愛媛県公立小中学校事務長会が発足し、37年間の実績を積んでまいりました。令和6年4月現在、県下33名の事務長により活動を行っております。このように長期にわたり活動を続けることができたのも、ひとえに愛媛県公立小中学校事務長制度の充実発展に多大なる御尽力をいただきました諸先輩方、並びに本会に御理解をいただいている関係諸機関及び各種団体の皆様の御支援・御協力の賜物です。
また、平成17年度に愛媛県における学校事務の共同実施が試行され19年、平成27年4月に愛媛県下全市町で実施され9年が経ちました。その間、平成28年12月には愛媛県教育委員会義務教育課長名で「学校事務の共同実施の在り方に関する指針」が示され、事務長は複数又は単数の共同学校事務室で構成する共同実施地域の「地域長」として、地域内の学校事務を総括するようになったことはご周知のことと思います。
私たちは、愛媛教育のさらなる発展に寄与するため、会員相互の強固な連携のもとに、学校運営や事務管理及び学校事務の共同実施の組織運営や職務管理の研究を推進し、事務長制度の充実発展を図るよう努め、新型コロナウイルス感染症対策緩和による私権制限の解除、対策期間中に飛躍的に進んだデジタル化への対応、そして何より将来の予測が困難な社会状況の今日において、未来を予測しながら各地域や学校での課題に対し、具体的な改善方法を提案実践できる事務長を目指し、愛媛の教育に寄与してまいります。
最後になりましたが、本ホームページでは、本会の活動をお知らせするとともに、「ウェルカムニューズ」の掲載等、皆様に役立つ情報の提供をしてまいります。つきましては、御意見や御要望を事務長会へお寄せいただきますようお願いいたします。
令和6年5月