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ゆめしま上島

2025年5月29日 09時00分

越智郡上島町は愛媛県の北東部に位置し、瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ離島の町です。人口は約6000人、小学校4校、中学校3校、児童生徒数は今年度始め現在で274人です。 

私が新規採用で越智郡生名村に勤務していた当時と違い、「ゆめしま海道」が構成され、岩城島、生名島、佐島、弓削島が3つの橋で結ばれています。これはサイクリングに最適ということで、近年は休日ともなるとサイクリストの往来で賑わっています。また、「日本で最も美しい村連合」にも加盟しています。

 

近頃、神社仏閣へ参拝することが好きなった私は、赴任前後の忙しい日々の合間を縫って、弓削神社と生名八幡神社にふらっと行ってみました。

 

弓削神社は瀬戸内海国立公園法王ヶ原の松林の中にあります。道鏡伝説など多くの言い伝えが残っていて、目の前には松原海岸が広がっています。祀られているのは饒速日命(にぎはやひのみこと)です。

弓削神社  

松原海岸

生名八幡神社は生名小学校の正門の前から急な坂道を登っていったところにあります。生名島が京都岩清水八幡宮の荘園だった1158年頃からあったと言われています。八幡神社にはスサノオノミコトやツクヨミなどたくさんの神様が祀られています。ここを訪れたとき、たまたま神主さんと会い、本殿の奥の展望を教えてもらうなど、いろいろとお話も聞かせてもらいました。他の島の神社もそのうち訪れてみたいなと思います。

生名八幡神社01 

生名八幡神社02

この原稿を書いているとき弓削小学校では気持ちよさそうに鯉のぼりが泳いでおりましたので事務室から撮りました。毎朝その下を児童らが元気よく登校してきます。何年たっても、子どもらの元気にパワーをもらえるのは、私たちの特権ですね。

鯉のぼり

 

 最後は弓削小学校の巡視中に撮った夕日です。いつもこの瀬戸内の海のように心穏やかにいたいものです。

弓削小から夕陽をのぞむ