中島の紹介
2025年9月9日 09時00分中島は高浜港よりフェリーでおよそ1時間、忽那諸島の中心地です。島では柑橘の栽培が盛んで、国内の離島における果樹栽培の生産量は国内で有数です。中島小・中学校に初めて訪問した時は、みかんの花のいい香りがしました。
しかしながら、現在過疎化が進んでおり、かつて15,000人以上いた人口も現在はおよそ3,000人と5分の1に減少しているそうです。今年2月には、深刻な船員不足により、高速船の便数が約半数に減りましたが、近いうちにまた復活するとの嬉しいニュースもありました。今回は、夏休みに中島に行った時のおすすめの場所をご紹介します。
大浦港の近くには、忽那島八幡宮の神木 大楠があります。樹齢およそ800年、周囲5.8メートル、樹高22メートルの大木です。この神社の境内の樹叢は、暖地植物と山地植物が約300種繁茂しています。植物学的に貴重な資料とされ、昭和43年10月に松山市の天然記念物に指定されました。(おみくじも引いてみました。人生初めての「末吉」でした!)
姫ヶ浜海水浴場は、大浦港からバスでおよそ5分。全長約500メートルの美しい海岸線が続く島内で最大のビーチです。夏期限定でバーベキューセットやテントの貸出しなどもあり多くの海水浴客でにぎわいます。夏休みにはお祭り・イベントも開催され、出店やライブ演奏で盛り上がります。
また、毎年8月に姫ヶ浜ビーチで開催される全国的に有名なトライアスロン中島大会。今年は8月24日(日)に行われました。約500人の選手が参加し、有志が島外からの出場選手を自宅に泊めるなど、当日は島中が一丸となって大会を盛り上げます。中島中学校の体育館では、前夜祭もあり、参加者に中島で採れた魚介類や果物などもふるまわれ、県内外の人との交流もされているようです。(今回は愛媛県知事さんと松山市長さんも参加されたそうです。)
そして、夏休みに飛行機に乗った時に空から撮った写真。見方を変えれば雰囲気も変わるものだと思いました。今では、空から見る島の景色で、どれがどの島かわかるようになりました。
来年度は、中島トライアスロン大会に出てみようかな~と思っています。みなさんも中島の夏を楽しんでみませんか。